足汗で足がふやける…。足汗の多汗症でこのような悩みを持つ方は多いと思います。
しかしこの足汗でふやける状態を放置していると、危険な状態になってしまうかもしれません。
この記事では、足汗でふやける足をそのままにした時に起こりうる事態と、足汗の対策についてご紹介していきます。
困っている方はぜひ参考にしてください。
足汗でふやける足を放置すると?
足汗で角質がふやけると、皮膚についた雑菌が増殖しやすい環境になってしまいます。
それを放置すると、足から悪臭が出てしまったり、汗づまりを起こして痒みや水ぶくれといった水虫のような症状にも発展してしまいます。
足の裏にはそもそも背中の5倍以上の汗腺があり、汗をかきやすい場所だと言われています。
さらに靴の中は通気性が悪く熱や湿気がこもりやすいため、雑菌が増殖しやすく、放置しておくのは危険です。
足汗でふやける足の対策
足汗でふやけるなら以下のケアや対策を行ってみましょう。
- 足をしっかり乾燥させる
- 靴下が湿ったら交換する
- 毎日同じ靴を履かない
- 通気性の高い蒸れにくい靴を履く
- 吸汗性の高い中敷きを使う
- 制汗剤で足汗やニオイを防止する
- 殺菌成分入りの石鹸を使う
これらの他にも、足汗をかく原因となる交感神経の働きを抑えるために、副交感神経を優位にさせて汗の量を抑えるという方法もあります。
副交感神経を優位にさせるためには、好きなことをやる時間やリラックスする時間をつくるのが効果的です。
まとめ
足汗でふやける状態を放置した時に起こる問題や、その対策についてご紹介しました。
角質がふやけると雑菌が増殖しやすく、汗づまりを起こして痒みや水ぶくれになり、治りにくくなる可能性もあります。
そもそも足の裏は体温調節のために汗腺が多く汗をかきやすい場所。
しかし、とくべつ足の裏だけ汗をかきやすいなら足汗の多汗症「足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)」が疑われます。
1年中気温や体調に関係なく靴下が湿った状態なら、一度皮膚科に相談して適切な治療を受けることをおすすめします。