なにかと日常生活に不便をきたす手汗。
人に触れるとイヤがられたり、物に触れると濡れてしまったり…。
ニオイの原因や手先の冷えにもつながりますし、心身ともにつらいですよね。
しかし私たちの手のひらには汗を止める効果が期待できる”ツボ”があることを知っていますか?
ここでは、手汗を止めるために有効とされるツボをまとめてご紹介していきます。
目次
手汗レベル
まずはあなたの手汗レベルをチェックしてみましょう。
手汗レベル2:手の平に水滴ができている。汗が目視できる。
手汗レベル3:大量の水滴ができ、汗が滴り落ちる。
どうでしたか?
これらのレベルはあくまでも目安となっています。
緊張やストレスを感じるときだけ手汗がでてくるのか、ほぼ常に手汗を感じていているのか。
はたまた生活習慣や加齢によるホルモンバランスの乱れによって手汗が出やすくなっている可能性もあるからなんですね。
手汗レベルの高すぎる方には気休め程度にしかならない場合もありますが、ツボ押しは押してみるだけですし、それを踏まえたうえでトライしてみましょう。
手汗を止めるツボ5選
ここでは、手汗を止めるといわれているツボをまとめてご紹介します。
合谷(ごうこく)
手の甲側の人差し指と親指のあいだにあるツボです。
発汗機能を正常にしてくれる働きがあり、多汗症だけでなく無汗症にも効きます。
労宮(ろうきゅう)
手をグーにしたとき中指の先があたるところにあるツボです。
リラックス効果が得られるので、ストレス性の発汗に効果があるといわれています。
陰げき(いんげき)
小指にそって手首の付け根からひじの方向に1.5cm移動したところにあるツボです。
体温の余計な上昇を抑えるツボで、動悸や息切れ、のぼせなどに効果的です。
後谿(こけい)
手で握りこぶしを作った際、小指の付け根に出てくるでっぱり部分にあるツボです。
筋肉の緊張を緩和してイライラや不安をやわらげてくれます。
復溜(ふくりゅう)
手のひらではなく、足の内くるぶしとアキレス腱の間から指2~3本分ほど上にあるツボです。
水分の代謝異常を整えるツボで、冷え性などにも効果があります。
手汗を止めるツボ押しのコツ
ツボを押すときは親指で心地よいと感じる強さでおこないましょう。
深呼吸をしながら、3秒押したら3秒かけて指の力を抜きながら戻すを繰り返します。
痛みを我慢するくらい強く押すのは厳禁です。
防御反応でますます体が緊張してしまうので、ツボ押しが逆効果になってしまいます。
まとめ
今回は手汗を止めるために有効とされるツボをまとめてご紹介しました。
手汗対策になるツボ押しが効くかどうかは個人差があります。
しかしツボ押しなら暇さえあればすぐにできますし、リラックスや呼吸を整えるきっかけにもなることは間違いありません。
ぜひあなたも簡単セルフツボ押しを実践して、手汗のストレスを軽減できるかチャレンジしてみてくださいね。