「頭汗がひどくてどうにかしたい!」と悩んでいませんか?
頭から汗がダラダラとながれてくると、物事に集中できなくて困りますよね。
そんな頭汗ですが、原因は何なのでしょうか?
この記事では、頭汗がひどい原因や対策法をご紹介しています。
目次
頭汗がひどい原因は?
頭汗がひどい原因は、汗の病気の一種である頭皮多汗症かもしれません。
頭皮多汗症とは、頭皮からの汗が通常よりも多量に分泌されている状態のことを指します。
暑いときや運動後は、自然と頭皮に汗をかくのは自然なことです。
しかし、頭皮多汗症の人はそのような状況下でなくても、たくさんの汗をかいてしまうというが特徴があります 。
多汗症は命に危険がおよぶ病気ではないので、治療する必要はないと思ってしまいがちです。
頭汗がひどいと頭皮トラブルに発展!
頭汗がひどいと頭皮トラブルに発展してしまう恐れがあります。
放置すると、次のような頭皮トラブルが起こる可能性があるので注意してください。
頭皮のニオイがきつくなる
頭皮が不衛生な状態だと、皮脂の参加や皮脂を養分にする微生物が増えて、ニオイがきつくなってしまいます。皮脂は油分を多く含んでいて、水だけでは洗い落とすことが難しいです。油分が硬く固形化して頭皮にくっついていしまうと、いつまでも残ってしまいニオイが落ちにくくなってしまいます。
抜け毛が増えてくる
汗をかくと皮脂も同時に分泌されます。
その汗が原因で頭皮の表面で雑菌が繁殖しやすくなり、毛根に皮脂と一緒に蓄積されて毛穴を詰まらせてしまいます。
この毛穴の詰まりが抜け毛の原因です。
毛穴が詰まると毛根が血行不良となり、毛髪が育ちにくくなります。
血行不良でしっかりと毛髪に栄養が運ばれないので毛が細くなり、毛根が弱って抜け落ちやすくなってしまうのです。
つまり、汗をかくことによって、間接的に抜け毛が増えてくる環境を作ってしまうということになります。
湿疹ができやすくなる
たくさん汗をかくと汗腺が詰まって、肌内部にたまった汗が炎症や水ぶくれを引き起こす場合があります。
その状態だと雑菌が増殖しやすくするため、湿疹ができやすくなります。
頭汗を止める対策4選
頭汗を止める対策方法を4つピックアップしてみました。
早く頭汗を止めたい!っという方はぜひ実践してみください。
辛いものや刺激物は口にしない
辛いものや刺激物を食べることで、体が唾液を出して消化助けようとします。
そのときに、頭部や顔面に分泌している発汗神経が刺激されて、気温や体温が暑くもないのに汗が出ます。
発汗を正常に保つためにも、辛いものや刺激物はあまり口にしないようにしましょう。
首を冷やして体温を下げる
首の後ろを冷やすことで、体温を下げることができます。
なぜなら、全身を駆け巡っている血液やリンパ液が冷やされて、体温の上昇を抑えることができるからです。
頭汗をすぐに止めたい、というときに、ペットボトルを首の後ろにあてて冷やすことをおすすめします。
腹式呼吸で自律神経をととのえる
自律神経の乱れを整えるには、腹式呼吸も効果的です。
【腹式呼のやり方】
1. 背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込む
このとき、丹田(おへそ)の下)に空気をためていくイメージで腹部をふくらませる
2. 口からゆっくり息をはき出す。
腹部をへこませながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、吸うときの売位の時間をかけるつもりで吐くのがポイント。
回数は1日5回程度から始めてみてください。
10~20が基本ですが、その日の体調に合わせて無理なく行ってください。
さらに腹式呼吸の効果を高めたい場合は
腹式呼吸の効果を高めたい場合は、イメージトレーニング加えることをおすすめします。
息を吸い込むときは高原の爽やかな空気をイメージして、息を吐くときはイライラの原因や緊張、不安などのマイナス要因が全身から出ていくイメージをするとよいでしょう。
頭・顔用制汗剤を使う
頭汗がひどいときは、頭・顔専用の制汗剤を使うとよいでしょう。
制汗剤は汗腺をふさぐことで、発汗をおさえてくれる対策用品です。
汗腺をふさぐので、身体に悪い影響がないか心配な方も中にはいるでしょう。
制汗剤の成分は、肌の新陳代謝によって自然に排出されるので心配はありません。
【おすすめの制汗剤】
■トリムクール
顔汗・テカリ・ニオイをシュシュっと、超瞬間ケアができる制汗美容スプレーです。
■デオエースEXプラス
ポーランドで人気があり、杉本彩さんのトークショーでも紹介されたロールオンタイプの制汗剤です。
■AHCセンシティブ
スイス製で、ヨーロッパやアジア、日本で数多く売れている大人気の制汗剤です。
まとめ
頭汗がひどい原因は、頭皮多汗症が原因かもしれないことがわかりましたね。
そのまま放置していると、ニオイがきつくなる・抜け毛が増える・湿疹ができやすくなるなどの症状が起きやすくなってしまうので注意が必要です。
まずは、対策法を実践してそれでも、頭汗がひどいという場合は病院へ受診するようにしましょう。