汗かきにもかかわらず冷え性がツラい・・・。
このようなことで悩んでいませんか?
汗をかくと冷やしたくなるし、冷えると温めたくなるし…。
もうどうしたらいいのか分からなくなってしまいますよね。
ではなぜ汗かきなのに冷え性になってしまうのでしょうか?
この記事では、汗かきなのに冷え性になってしまう原因、そして対策についてご紹介していきます。
目次
なんで汗かきなのに冷え性なの?
冷え性にはいくつか種類があります。
- 下半身型
- 内臓型
- 四肢末端型
- 全身型
この内、汗かきに関係するのが「下半身型」「内蔵型」の2つです。
ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
下半身型冷え性
手は温かく、足が冷たいという冷え性です。
寒い場所にいるとふくらはぎから足先にかけて冷えやすいという特徴があります。
下半身は冷えているので、上半身に汗をかきやすくなります。
運動不足などで下半身の筋肉を使わないと、足の血の巡りが滞ってしまい下半身の冷えを引き起こします。
顔がほてりやすい、デスクワークしている、長時間座っていることが多い、という人は要注意です。
内蔵型冷え性
手足や体の表面はあたたかく、お腹が冷えやすいという冷え性です。
厚着をしても冷えを感じたり、冷えといっしょにお腹が張りやすい特徴があります。
全身に汗をかきやすく、その汗で体が冷えてしまうんですね。
隠れ冷え性とも呼ばれており、ぽっちゃり体型や食欲旺盛の人に多いとされています。
自律神経が乱れている、血流が悪くなっている、体を冷やす飲食物が大好き、という方は要注意です。
汗かき冷え性を放置していると…
汗かきと冷え性の関係性について説明してきましたが、そのまま放置してもいいのか気になりますよね。
実は、汗をかくタイプの冷え性を放置していると、冷え性を悪化させたり、自律神経の乱れや緊張の影響が大きくなってしまいます。
内臓の冷えは内臓機能の低下につながりますから、下半身太りやむくみ、ダイエットしても結果が出ない・・・なんてことにもなりかねません。
汗かき冷え性の対策については下記で紹介しているので、できそうなものからはじめてみましょう。
汗かき冷え性の対策方法5選
ここでは、汗かき冷え性の対策についてご紹介していきます。
食事の食べすぎに注意する
食事を食べ過ぎると体が発汗しやすくなり、汗かき冷え性につながりやすくなります。
食事量はすくなくても冷えの要因になりますが、逆に食べ過ぎるのもよくないんですね。
厚着をしすぎないようにする
冷え性だと厚着をしてしまう方も多いと思いますが、過度な厚着はかえって汗をかく原因になってしまいます。
厚着のしすぎは控えて、できるだけ通気性の良い服で過ごすようにしましょう。
白湯を飲むようにする
白湯で内臓を温めると、前身の血流を改善することができます。
白湯とはお湯を沸騰させて40~50℃くらいに冷ましたものです。
1日何回かに分けて飲むことを習慣化するのがおすすめです。
ウォーキングなどの運動をする
全身を使った運動は、基礎体温をアップしたり血流改善が期待できます。
なかでも全身運動となるウォーキングは今すぐ始められますのでおすすめです。
1日30分ほどが理想ですが、時間が取れない場合は通勤時に歩いたり日頃から歩くことを意識するといいでしょう。
全身入浴をする
冷え性の人は毎日湯船にしっかりつかって全身を温めるのがおすすめです。
ただし、長時間の入浴や半身浴は、汗をかきすぎて体を冷やしてしまう可能性があるので注意しましょう。
まとめ
今回は、汗かきなのに冷え性になってしまう原因、そして対策についてご紹介しました。
体は冷えているのに汗をかいてしまうのは、下半身型冷え性、内蔵型冷え性の可能性が大きいということがわかりましたね。
そして自律神経や内臓機能に悪影響をもたらしてしまうこともわかりました。
記事中で紹介した冷え性の対策方法をぜひ実践して、ツラい体の冷えを解消してくださいね。